総合的な学習、”SDGsについて学ぶ” の時間で伝統産業の一つとして、昨年に引き続きお声がけいただきました。

『身の回りにある布製品は何?』
その昔、地元民の90%は繊維業に従事していたということ。
今は規模が1/30に縮小して高齢化してること。
遠州は今でも有名な高級シャツ地の産地だということ。
など約40分、盛りだくさんの内容でした。

どうやって、綿(わた)から糸になり、布になるのか?や、糸から製品になるまでを分かりやすく伝えられるよう“触れるコーナー”も設けて、生徒さん全員に触れてもらいました。

少し難しいかな?と思いましたが生徒さんからたくさんの質問をいただきほっとしました。

『1時間でどれくらい織れる?』
→ 1時間でシャツ1枚分も織れない織物もあります

『織り屋で働くのに免許はほしいですか?』
→ 免許はいらないです。ぜひお待ちしています

『何時間働きますか?』
→ 1日8時間です。

『人を増やす予定はありますか?』
→ あるので、待ってます。笑 
 だれか居たら紹介してね!

などなど。
地元で親近感があるから?なのか、働く気満々の質問もあってビックリ!!

地元、浜松で育った子供たちが、この先もずっと『遠州織物』に興味関心を持って、いつか一緒にお仕事ができたら、私たちも嬉しい限りです。

ちなみに、雄踏小のお手洗いの“のれん”は古橋織布の布なんです!

昨年講和を聞いた現6年生が卒業までに在校生に向けてプレゼントされるそうです。