モデリスト(パタンナー)や、縫製工場向けの専門誌「アパレル工業新聞」に大きく掲載されました。
内容は、代表の古橋が12/7に登壇させていただいた「目指せ世界!!日本発のものづくり」
について。
今日は一部抜粋して紹介します。
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古橋織布にとって、すごく刺激を与えてくれたブランドがHUIS (ハウス)という遠州産地発のブランドの松下正樹さんです。
HUISは二〇一四年から遠州織物を広く一般の方にPRするために松下さんが始めたブランドです。
松下さんは浜松市役所の職員でした。
遠州織物を絶やしたくないと熱い思いを持って、市役所を辞め、夫婦二人で服作りを素人ながら始めました。今、十年経ちますが、すごい勢いで成長しているブランドです。
特長は、ユニセックス、ワンサイズで、店舗を持っていないことです。シャトルの希少価値とか作っている人たちの顔が見えるような売り方を
しています。
ハウスさんを通して弊社が学んだことは、自ら伝えたり発信したりすることがすごく大事ということと、一般の方に知ってもらうことの大切さです。
弊社はインスタグラムしかやっていませんが、必ず毎日投稿しています。八人の小さな会社ですが、広報企画担当も一人設けました。
工場見学の受け入れや、地元テレビに出演したりしています。自ら発信することで、これまでの蓄積をちゃんと拾ってくれる人が出てきました。
ORIYATOプロジエクトを立ち上げ、
織り屋と他業種が組んでモノづくり
をしたりをしています。矢野モデリストオフィスの矢野弘子さんもそのお一人です。
今日穿いているパンツはウィーバーパンツというんですが、かっこいい作業着が欲しいと思って、屈伸動作がスムーズに出来て、糸通しなどの工具が入るポケット、夏場にエプロンなくてもいけるパンツが欲しいと、矢野さんにお願いしました。
ORIYATOプロジェクトでは、その製造工程をインスタグラムやオンラインショップのジャーナルなどで丁寧に説明して、モノ作りはこうやってできて、こういうこだわりがあるからこういう金額になるんだということを丁寧に説明しています。